『書の愉しみ(7)』・・・書の七つの効能(その1・2・3)

「道!道‼」とむずかしいことを言わずに純粋に「書を楽しみたい!」といわれる方も多いと思います。

そこで、書道をすることによる効能を考えてみます。

効能1、字がうまくなる。 綺麗な字を書けるようになりますが、それ以上その人らしい「うまい字」が書けるようになります。これは一生の財産になります。

効能2、字が読めるようになる。 日常生活の中で出会う本や新聞、雑誌、看板等の字はほぼ楷書です。それでも、注意して見ると行書や草書の文字が巷に隠れていることがあります。行書、草書を学び始めるとそれらの字が目に付きはじめ人生が豊かになります。

効能3、集中力が増す。 墨を擦り、その香りを楽しみながら心を落ち着かせて筆をとり、白い半紙に真っ黒な墨を含ませた筆を擱(お)きます。緊張感と集中力を駆使して筆をはしらせます。

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