千字文<28>【《硬筆》《毛筆》を印刷できます】

163 治本於農(チホンヨノウ)務茲稼穡(ムシカショク)  

   【書き下し】治は農を本とす、これ稼穡(かしょく)に務(つとめ)よ。   

   【現代語訳】国を治める根本は農業である。種をまき収穫するまでこれに努めることだ。

165 俶載南畝(シュクサイナンポ)我藝黍稷(ガゲイショショク)  

   【書き下し】載(こと)を南畝(なんぽ)に俶(はじめ)、我れ黍稷(しょしょく)を藝(う)う。  

   【現代語訳】南に面した日当たりのよい畑で耕作を始めた。きび、あわを植え付けて農業に励んだ。

167 稅熟貢新(ゼイジュクコウシン)勸賞黜陟(カンショウチュッチョク)  

   【書き下し】稅熟貢新(じゅく)を税(みつ)ぎ新(しん)を貢(みつ)ぎ、勸賞(かんしょう)黜陟(しちっちょく)す。  

   【現代語訳】穀物を租税として納め新しい五穀を貢ぐのは農民の務め、よく納める者には賞をもって励まし、怠る者には罰を与える。

カテゴリー: 千字文(ペン字楷書), 美文字へのいざない パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください