人間が創作する以上、人間が入用である。
人間なくしてはできない相談である。
陶器を作る前にまず人間を作ることである。
名品は名人から生まれる。
しかるべき人間を作らずにむやみに仕事にかかるごときは、愚劣きわまることだと知ってよい。
くだらない人間は、くだらない仕事をする。
立派な人間は、立派な仕事をする。
これは確定的である。
要は人間を作り上げ、次に仕事を要求することである。
人間を作ることは、いわば作品の成果を得る基礎工事だと知れ。
魯山人語録より
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