【三十一文字のこころ】<15> すゑものに酒をたづさへあしひきの  山の大ねを食しに來しわが

すゑものに酒をたずさへあしひきの 山の大ねを食しに来しわが(定珍)

【読み】 すえものに さけをたずさえ あしひきの やまのおおねを おしにこしわが
【歌意】 酒を入れた酒壺を持って、あなたが山畑で作られた大根をいただきに参りました

阿部定珍は、良寛にときどき酒を贈ったり、みずから携えて五合庵をおとづれた。
※すゑもの—–焼きもの

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