上段、NHK文化センター神戸(11月19日)
下段、NHK文化センター梅田(11月27日)
お題は『處静修閑』
11月初旬、所用があり西宮に行った。
時間に空きが出来たので、気になっていた白鹿記念博物館をおとずれた。
ここのミュージアムでは「墨つかい」という展覧会が開催されていたからである。今回の展覧会では、書や水墨画が掛け軸・屏風・額など、墨で表現されが作品が紹介されており、数は少ないが見ごたえがあった。
ひときわ目についたのは、富岡鉄斎の扁額に描かれた『處静修閑』も文字である。
独特の書体で力強く表現された作品である。
そこで今回の創作の課題はこの文字とした。
【読み】せいにおり かんをおさむ
【意味】静かな境遇にいて、清閑なることを修養する。

