街は霧の中、百メートル程先は真っ白で信号の色さえ見えません。行き交う人も無く、車もゆっくりです。
今朝の風は、冷ややかで凛としています。墨絵を描いたような木々は静まりかえり、幽玄な自然に身を浸していると心が洗われます。
鳥たちも、遠く近くからさえずり始め、深山幽谷の朝を喜んでいるようです。
三十分程の散歩が終わる頃、じんわりと汗がにじみ始め、山々の輪郭もはっきりしてきました。
今日も一日、良い日になりそうです。
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